志乃’s スローライフ通信

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2016年 03月 19日 ( 1 )

先日『15万円のカーディガン!』について書いたところ
カリメロさんから
社長:御手洗さんの著書「気仙沼ニッティグ物語」を読むと~彼女の人となりが分かりますよ~とコメントを頂き
読んでみようと思ったら、勢い余って(笑)
「ブータン、これでいいのだ」まで買ってしまいました

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大国 中国とインドに挟まれた 九州くらいの面積に
70万人くらい(練馬区くらい)の人が住む チベット仏教の国 ブータン

実は・・・・
ブータンを旅行した友人が「あんまり良くなかった」みたいなことを言ったり
友人の旦那様がブータンにシニアボランティアで行ってたり
そもそも「ブータン」という響きが・・・・面白かったり(失礼)
王様が・・・アントニオ〇木に似ていたり(ホントに失礼)

ブータン 気になっていたのです

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     ~骨董好きとしては 国旗の龍の爪の数なんかも気になってました~



ブータン政府の首相フェローとして現地で1年働いた著者の御手洗瑞子さん
この本は まず 赴任する著者への迎えが空港に来ないところから始まります

なんと!ブータンでは官僚も含め、ほとんどの人が手帳もカレンダーも持っていないんだそうで(@_@;)
記憶できる範囲、だいたい明日の午後くらいまでの予定しか立てない・・

こんなカルチャーショックがこの本には満載でした

「貧しくてもつつましく幸せに暮らしている国」というイメージだったので

楽しい事が好きで、いつ終わるか分からない人生!やりたい事はやらなきゃ!と快楽的で
気軽な結婚、気軽な浮気に離婚というオープンな男女関係の記述や
ローンで、自分の収入を超えてお金を使い、いい車にいい家電と買ってしまう傾向があるなんてコトは なんだかショック!


観光ガイドが約束に遅刻しても 謝らない そして悪びれないなんていうのも当り前
頑張ってもどうにもならないと思っている範囲が日本人に比べてず~っと広いので、
仕方がないと割り切り、失敗や間違いは許される社会
約束を守らなかったことで、怒られたりしたら、ナント!反対に驚いてしまうなんてことも・・・と読めば、ブータンを旅行したSちゃんの不満が分かった気がしてきました


経済格差 バブル 失業 人種問題 ・・・・等々、大変なコトもあるのですが
読み進むうちに、現代日本に効く薬も感じられてくる本で

約束が重視されない社会、ものごとが予定通り進まない中でカリカリ どうすればいいのよ~と悩み仕事する著者が上司から言われた
「真面目過ぎるよ・・・日本人だからなぁ・・・
なんでもどうにかできると思ってはいけないよ。それは人間の過信というものだ・・・自分の身の丈を超えて、生真面目に思い悩み過ぎてはダメ・・・こう思うことも大切なんだ。『これでいいのだ』ってね」

なんて言葉や

ブータンの普通の若者に著者が
日本で「志望大学に受かりますように」とか「良い縁に恵まれますように」なんて願ったり絵馬を書いたりする話をした時

「本当にそんなに個人的で世俗的なコトを祈るの?」 と驚かれ

「 祈るほど強く願うことが そんな現世の個人的なことだったら
    それがうまくいかなかった時  苦しいだろうね 」


とサラッと言われるエピソードは心に刺さりました

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「自分の為に祈らない」
「生きとし生けるものすべての為に祈る 輪廻転生でみんなつながっているから」
「幸せを願うのであったら、自分の幸せでなく、周囲の人の幸せを願う」
「自分の幸せを探していては、それはみつからない」

輪廻転生を信じ、いつもうっすらと来世を意識し、老いたら毎日来世の為に祈る
ブータンと日本との「死生観」「今の人生」の捉え方の違い
『これでいいのだ』と思う力・・・・・・・・・なんだかスゴイかも

そうそう!
相続も娘にするという女系社会で、女性が強く、社会進出も進んでいることも知らなかったよ~♪
これもイイかも~~~(* ̄ ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄ ̄)フッ




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by noshinoshishinoch | 2016-03-19 08:05 | 本・舞台・映画レビュー | Comments(6)

人にはモノを作る☆本能があるのかも・・・


by noshinoshishinoch