絵本『ペレのあたらしいふく』エルサ・べスコフ

糸紡ぎ始めます!宣言は 思いの他反響を呼び・・・
とうとうそこまで行ったのかと 大変ウケました(笑)

大昔は 必須の仕事だったに違いない 糸紡ぎ
現代社会にあっては ある意味 最高に贅沢な趣味だとも言えます

IZUMIさんに教えて頂いた本:スモール イズ ビューティフルにも

現代では 人が手で行う種類の仕事は 不要となったり 極端に減り
それで暮らしを立てることは 不可能となってしまった
嘗ては仕事として成り立った こういうことは  
今では 職につかなくてすむだけの資産を持っていなければ やれない・・・
というような皮肉が書いてあります

人間は もともと頭と手の両方を使って 創造的・生産的仕事をすることが好きなのに 
もはやそれが叶わない
今日の多くの神経症の発症の原因も この辺にあるのかもしれない・・・ともね


確かに・・・リタイア世代となったから 出来る趣味かな~
時給1000円の時代に 一本のマフラーを作るのに 何十時間? いや そんなもんじゃすまないか・・
とにかく たっぷり どっぷり遊んでみます



そうそう 糸紡ぎ宣言の時 
月の港のお師匠様が貸して下さった絵本が こちら

絵本『ペレのあたらしいふく』エルサ・べスコフ_e0225164_15271077.jpg

古典も古典 1912年に出版された本らしいです
なんと100年以上も前

作者のべスコフさんは スウェーデンの児童書の最高賞を受賞された方
美しい絵ですね

これは 
子羊の世話をする男の子:ペレが 色んな人の協力で 子羊の毛から 自分の新しい服を作るまでの お話
絵本『ペレのあたらしいふく』エルサ・べスコフ_e0225164_15271425.jpg

人に何かを頼んでしてもらう時には 自分も何かを与えなければ・・・ ということを教えてくれます

絵本『ペレのあたらしいふく』エルサ・べスコフ_e0225164_15271717.jpg
一着の服にも 多くの労力が加わっていること 物の大切さと愛おしさが感じられる 気持ちのいい本です

日本人の私は ちょっと
わらしべ長者を思い浮かべちゃいますが・・・・ まったく 言っていることは違います(笑)


いつものように
著者のエルサ・べスコフで検索をかけて しばし遊ぶと ザクザク関連ページが出て来ます  

逗子に こんなマニアなお菓子屋さんもあって  一度 行ってみたいな~とも思うのでした



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by noshinoshishinoch | 2019-02-27 15:42 | 本・舞台・映画レビュー | Comments(0)

人にはモノを作る☆本能があるのかも・・・


by noshinoshishinoch
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