村上春樹「村上ラヂオ」マガジンハウス

村上春樹さんのエッセイと大橋歩さんの銅版画のコラボ
雑誌ananに2000~2001年に連載されたものです。
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知的で都会的・・・親しみにくいと思っていた村上さん。
旅行記:遠い太鼓を読んでから、イメージが変わり、彼のエッセイは全部読んでみたくなりました。
読んでいると不思議~なんだか村上さんの人格が自分に乗り移り、
人生をより楽しめる気になってくる~~~

特に可笑しかったのが:「柿ピー問題の根は深い」
ここに書かれている
柿の種とピーナッツの取り合わせの妙とそれを組み合わせながら食べていく楽しさ・・「確かに~」と笑えて来ます。
そ・し・て・・奥様登場で
『他者が介入してくると、柿の種とピーナッツの減り方のバランスが狂ってしまう』
と嘆くあたりから・・・更に笑えました。

柿ピーを食べている時。。。
誰かが手を出して来ると・・・狂いますよね~絶妙なバランスが^^;

そして圧巻!痛快!!だったのは「コロッケとの蜜月」の中
『しかし災難は、まるで小田原厚木道路の覆面パトカーのように、どこかでこっそりとあなたを待ち受けている。ある日突然・・・・』
の箇所!!!!
コレを書いてくれちゃうのね~~~
これほどまでに共感できる文章と出会えるなんて!!!!
お心当たりの方いらっしゃいませんか~?
神奈川西部にお住まいの方なら周知の事実。
村上さんも捕まったことがあるのかな~?
皆様も箱根に行く折など、通行されるときはご注意を(^_-)-☆
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by noshinoshishinoch | 2012-02-23 07:10 | 本・舞台・映画レビュー | Comments(0)

人にはモノを作る☆本能があるのかも・・・


by noshinoshishinoch
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