①鶴の恩返しにこんなシーンはなかった・・・(-"-)
2012年 05月 19日
いよいよ実際に経糸(たていと)を掛けることになりました。
「先ずは木綿の糸を掛けてみましょう。
そこに色々な緯糸(よこいと)を通して織ってみて、どんな色合いになるか
実験してみましょう。」
ということで、巾40㎝ 長さ150㎝の布を織る想定です。
織り上がったらペッタンコなレッスンバッグにする予定(^_^)v
先ずは、経糸の計算^^;
これだけの面積の布を織るには何m(何g)の糸が必要か、
何mの糸を何本用意すればいいのか計算します。
Xを使った一次方程式が鈍った頭を刺激します。
鶴の恩返しにこんなシーンはなかった・・・(-"-)
計算ができたら、
必要な糸を大管(おおすげ)に巻きます(トップの写真がそうです)
大きな手回しの糸巻で、中太に巻きます。
ここは、なんだかおとぎ話の世界~♪楽しい~♪
さあ整経(せいけい)です。
整経台に糸を掛けながら必要な長さと本数を準備します。
今回は225㎝の糸を380本用意します。
糸が整経台を一周する度に綾(アゼとも言います)を取ります。
糸を二本づつ交差させて綾を取り、糸の並びが乱れないようにする織物の作業の中でも一番大切な部分です。
文じゃとても説明できませんね~
先生の動きを見ていても、なかなか呑み込めない。
失敗してこっそりやり直したり・・・
鶴の恩返しにこんなシーンはなかった・・・(-"-)
その後
粗筬通し
ちきりに結ぶ
あぜ返し
ちきりに巻く
綜絖通し
筬通し
織りつけ布に結ぶ
~と工程が続きます。
鶴の恩返しにこんなシーンはないってば(-"-)
今回は綜絖通し中にタイムアウト!
糸かけ途中で来月まで・・・放置・・・となってしまいました。
一度じゃとても覚えられません(;_;)
でも、悪戦苦闘しながらも、各工程に原始の頃からの知恵が
ギュ~ッと詰まっていることに感動しました。
なるほど~そういうことになっているのか~と・・・
特に綾(あぜ)には感激。
何かにつけて良く使う「綾」という文字。名前にも多い訳ね~
次回は機織り開始となりますでしょうか~
by noshinoshishinoch
| 2012-05-19 06:33
| 機織り・手織り
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